大谷翔平に「ハッピーでいてもらわないと」 元ロッテ監督が“古巣”で解説務める理由

元ロッテ監督のボビー・バレンタイン氏【写真:小谷真弥】
元ロッテ監督のボビー・バレンタイン氏【写真:小谷真弥】

ボビー・バレンタイン氏は今季、エンゼルス地元放送局で解説を務める

 かつてロッテの監督を務め、2005年に日本一に導いたボビー・バレンタイン氏は今季、エンゼルスの地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」の解説を務めている。メジャーでもレンジャーズ、メッツ、レッドソックスの監督を歴任した名指導者がFull-Countの取材に応じ、大谷翔平投手に言及。「少なくともあと1回はMVPを受賞する」などと語った。

 陽気なキャラクターは71歳になった今も変わらない。「お元気ですか?」との問いに「とってもゲンキ」と日本語で答えてくれたバレンタイン氏。エンゼルスに関する仕事に就いた理由を次のように語った。「1970年代に私はここ(エンゼルス)にいたから。70代になり、また(カリフォルニアを)経験したかった。球界屈指の2選手や多くの良い選手を解説できるしね」。

 1973年から75年途中までエンゼルスでプレーしたバレンタイン氏の“お目当て”はやはり、マイク・トラウト外野手と大谷翔平投手。「彼らを毎日見られて興奮している。素晴らしい選手たちだ」と2人を称賛し、さらに「今年のエンゼルスには彼らを助ける選手たちがいるように見える。非常にいいことだ」とうなずいた。

 バレンタイン氏はロッテで1995年と2004年-09年までの計7シーズンで指揮を執った。日本選手ではヒットメーカーのイチロー氏がメジャー1年目の2001年ににMVPを受賞したが、長距離砲が誕生してMVPに輝くことを当時予想していたのだろうか。「もちろんだ。マツイ(松井秀喜氏)はメジャーでプレーした。彼はMVP級の選手だった。いつかそういう日が来ると思っていたが、どのような形でかは分からなかった。(大谷は)投打両方をこなす選手だからね」と語り、再び日本語で「スゴイ、オモシロイヨー!」と続けた。

 大谷については「彼の才能は世界に通用する。彼には今後もハッピーで、健康な状態でいてもらわないと」と怪我無くプレーし続けることを願い、さらなるMVP受賞の可能性にも言及した。「少なくともあと1回は受賞するだろうね。もしかして4年連続とかあるかも? でも、本人はMVPが一番大切だとは思っていないだろうね。チームが勝つことを願っている。私も彼と同じように考えているよ」。バレンタイン氏が見ても大谷の存在は特別のようだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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