大谷翔平のトラウトへの思い「誰がどう見ても1番」 現役最強評価も変わらぬ向上心

エンゼルス・大谷翔平(左)とマイク・トラウト【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平(左)とマイク・トラウト【写真:Getty Images】

今春の現役選手ランキングでは大谷が1位、トラウトが2位だったが…

 満票MVPを受賞してもなお……。エンゼルス・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、2勝目を挙げた本拠地・ガーディアンズ戦後に同僚のマイク・トラウト外野手への思いを打ち明けた。

 今春発表された「MLBネットワーク」が選ぶ現役選手ランキングでは大谷が初めて1位に選ばれ、トラウトは2位だった。それでも、大谷にはまだまだトラウトの足元に及ばないとの思いが強いようだ。米メディアから「野球界で1位、2位と言われるトラウトと切磋琢磨している部分は」と問われると、首を横に振って答えた。

「それはないですかね。それはもう、誰がどう見ても1番はトラウト選手じゃないかなと思うので、僕は引き上げられてって感じです。実質、去年しかいいシーズンはないので、それをしっかり続けることに意味があるというか……。そこが一番大事かなと思います」

 この日もトラウトは2点を追う初回に反撃の適時二塁打を放つと、6回には大谷に続いてダメ押し適時二塁打。ここまで打率.365、5本塁打、10打点、OPS1.284と文句なしのスタートを切っている。

「見てて楽しいですね。(1番の)ウォードもそうですけど、調子のいいバッターっていうのは、打つ雰囲気しかないので。どこから見ていてても、楽しいんじゃないかなと思います」

 野球少年のように目を輝かせていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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