大谷翔平とトラウトが築く理想的な関係 「尊敬し合っている」指揮官が絶賛する人間性

エンゼルスのマイク・トラウト(左)と大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスのマイク・トラウト(左)と大谷翔平【写真:ロイター】

「2人のグッドガイがたまたま野球もとても上手かったということ」

■エンゼルス 4ー1 ガーディアンズ(日本時間29日・アナハイム)

 エンゼルスは28日(日本時間29日)、本拠地で行われたガーディアンズ戦に4-1で勝ち、5連勝。今季成績を13勝7敗として地区首位をキープした。ジョー・マドン監督は試合前にチームの“2大スター”大谷翔平投手とマイク・トラウト外野手について言及。「お互いにサポートし、尊敬し合っている」と理想的な関係にあることを明かしている。

 昨年MVPに輝いた投打二刀流の27歳と、MVP3度の30歳スーパースター。エンゼルスが誇る“両雄”は固い信頼関係を築いているようだ。「2人はいかに影響を与え合っているのか?」との報道陣の問いに、マドン監督は「2人ともとてもコミュニケーションを取りやすい。誰も嫉妬する人はいない。とても優れている」と人間性を称え、「お互いにサポートし合っている」と関係性について語った。

 指揮官はさらに、2人がいかに他の選手をサポートしているかについても説明。大谷は27日(同28日)のガーディアンズ戦で3安打を放ち、5回2失点で勝利投手になったが、ベンチ内ではチームメートと言葉を交わし、満塁弾を放つなど大活躍だったテイラー・ウォード外野手の打棒に「とても興奮していた」という。「チームメートのことを認め、お互いに尊敬し合っている。2人のグッドガイがたまたま野球もとても上手かったということ」と述べた。

 お互いを認め合い、チームにも好影響をもたらす大谷とトラウト。「おかげで楽になっているよ。彼らは緊張感を必要としない。それぞれの能力にとても自信を持っている」。両雄が並び立つ、理想的な関係が築かれているようだ。

(Full-Count編集部)

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