大谷翔平は「本当にいい状態だ」 指揮官は完全オフ明けの11試合ぶり4号を称賛

初回の第1打席で4号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
初回の第1打席で4号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

4番スタメンで初回11試合ぶり4号ソロ「トラウトが絶好調だから4番に入れた」

■エンゼルス 5ー1 Wソックス(日本時間30日・シカゴ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・ホワイトソックス戦に「4番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で11試合ぶりの4号ソロを放つと、8回の中前打で2試合連続マルチ安打をマーク。ジョー・マドン監督は「本当にいい状態だと感じた」と称えた。

 大谷の一撃は1点リードの初回2死。右腕ジオリトの高め、93.1マイル(約149.8キロ)のフォーシームを捉えた。左中間席へ飛び込む11試合47打席ぶりの4号ソロ。前日28日(同29日)の本拠地・ガーディアンズ戦を今季初めて欠場。完全休養日となり、この日の活躍へつなげた。指揮官は「間違いなく彼はいい状態のようだった。心の中でどう感じていたかまでは、私には分からない。だが本当にいい状態だと感じた」と目を細めた。

 中堅から左翼方向への一発は今季初めてだ。「中堅方向に強い打球を打ち返す時は、いい兆しということ」とマドン監督。メジャー通算100号まであと3本。ゴールデンウィーク中の到達もありそうだ。

 4番スタメンは2020年9月27日(同28日)の敵地・ドジャース戦以来579日ぶり。4番弾は20年8月6日(同7日)の敵地・マリナーズ戦以来631日ぶりだ。「トラウトが絶好調だから、(大谷を)4番に入れることにした。私が見る限り、彼は総合的にいい状態のようだし、日に日に良くなり続けている」とマドン監督。他球団にとっては、脅威の打線となりそうだ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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