大谷翔平の「何という手の使い方!」 地元放送席が驚嘆、豪快弾の後の“技あり打”

中前打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
中前打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

初回に左中間へ11試合ぶり4号、8回に技あり中前打を放った

■エンゼルス 5ー1 Wソックス(日本時間30日・シカゴ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)に敵地で行われたホワイトソックス戦に「4番・DH」で出場。初回に11試合47打席ぶりの4号ソロを放つなど5打数2安打1打点3得点と活躍した。8回の第4打席では見逃せばボールと見られる外角球をセンター前に運ぶ巧打も披露。地元放送局の実況&解説も巧みなバットコントロールを称賛した。

 初回に飛距離419フィート(約127.7メートル)、打球速度108マイル(約173.8キロ)の“剛弾”を左中間席に叩き込んだ大谷。8回には巧打でこの試合2本目のヒットを放った。左腕・ソーザがカウント1-2から投じた87.1マイル(約140キロ)の外角へ逃げる変化球をセンター前へ。見逃せばボールと見られる1球に対して、やや体勢を崩しながらも長いリーチを生かして腕を伸ばして捉えた。

 技ありの一打に地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」の実況&解説も感嘆した。実況のパトリック・オニール氏は「何という手の使い方!」と称賛。解説のマーク・グビザ氏は「彼がどれだけ力があるかの現れです」と応じた。さらに一塁手のホセ・アブレイユと笑顔で言葉を交わすシーンに、グビザ氏は「『一体どうやってあの球を打ったの?』と聞いていたに違いありません」と語った。硬軟織り交ぜてヒットを重ねた大谷。完全復調を予感させる2本だった。

(Full-Count編集部)

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