大谷翔平の負傷交代は“新ルール”の影響? 20連戦で体感9度…二刀流へ新たな課題

9回に代打を送られ途中交代したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
9回に代打を送られ途中交代したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

右股関節の張りを訴えての途中交代はキャリア初

■エンゼルス 6ー5 Wソックス(日本時間2日・シカゴ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、敵地・ホワイトソックス戦に「3番・指名打者」で先発出場したが、右股関節の張りで9回の打席で代打を送られた。試合後、大谷は「大事をとって、ああいう展開だったので、トレーニングスタッフに言われて、交代しましたが、今のところ明日は出るつもりです」とコメントした。

 大谷はNPB時代の2017年に左太もも裏を肉離れ。メジャー移籍後も2018年10月に右肘、2019年9月に左膝とそれぞれ手術を受けてきたが、右股関節の張りを訴えて途中交代したのはキャリアを通じて初めてだ。試合後の足を引きずらない様子を見る限り、長期離脱は避けられそうだが、2日(同3日)の打者出場は患部の回復を確認してから。3日(同4日)からの敵地・レッドソックス3連戦で見込まれていた次回登板も現時点では“白紙”となった。

 途中交代時のシカゴの気温は11度。試合前の一塁ベンチには巨大な暖房器具がフル回転する寒い環境で、風の強いシカゴの体感気温は9度だった。4月下旬でも日中は真夏を感じさせる日差しが降り注ぐ本拠地アナハイムと比べると、明らかにコンディションは良くなかった。

 今季から先発登板後も指名打者として出場できる“大谷ルール”が採用され、この試合が今季初めての途中交代だった。シーズン換算で50打席ほど増えるのはもちろんいいことだが、その反面、蓄積疲労もある。チームは20連戦の真っ只中で、さらに今年は短縮キャンプで準備期間も短かった。

 日頃からコンディション管理に細心の注意を払っている大谷。決して言い訳にすることはないだろうが、二刀流フル回転へ新たな“課題”に直面したことは間違いなさそうだ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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