驚異の170キロ、21歳大学生右腕に同僚も驚嘆 「地球上でどれだけの人ができるか…」

テネシー大学のベン・ジョイス【写真:Getty Images】
テネシー大学のベン・ジョイス【写真:Getty Images】

ジョイスは最速169.8kmをマーク、速球33球中165.8km超が28球あった

 米テネシー大学のベン・ジョイス投手が1日(日本時間2日)のオーバーン大戦に登板し、米大学野球史上最速となる105.5マイル(約169.8キロ)をマークした。この日投げた33球の速球の内、103マイル(約165.8キロ)超は28球。165キロ超を連発する21歳右腕に同僚野手は驚嘆、コーチは「先発もできる」と将来的な展望も口にした。

 ジョイスは6回から2番手で登板。4イニングを投げ1安打6奪三振無四球無失点の快投で勝利投手になった。地元メディア「ノックスビル・ニュース」によると、105.5マイルは7回の投球でマーク。投じた53球のうち速球は33球で、103マイル(約165.8キロ)超はなんと28球に及んだ。その内、104マイル(約167.4キロ)超が15球、105マイル(約169キロ)超は3球。コンスタントに剛速球を投げ込み、オーバーン大打線をねじ伏せた。

 テネシー大のジョーダン・ベック外野手は同僚右腕の投球に驚嘆。「外野から畏敬の念を持って見ていた。彼は普通に103マイルを出す。地球上でどれだけの人がそんなことをできるのか分からない。彼が同じチームにいて、対戦せずに済んで良かったよ」と語った。

 また、トニー・ビテロコーチはジョイスについてセルフコントロールができていたことを評価。「情熱や感情を持っていないといけないが、コントロールする必要もある。彼はそれができていた。感情を全開まで上げつつ、制御もしていた」と称える。

 2月23日(同24日)のノースカロライナ大アッシュビル校戦で103.5マイル(約166.6キロ)を記録し、一躍全米の注目を集めた右腕。今季はここまで19試合21イニングを投げて自責2、38奪三振、防御率0.86、被打率.125と圧倒的な成績を残している。現在はリリーフ登板が主だが、ビデロ氏は将来的に先発も可能と語る。「彼は先発にもなれる。2、3の球種を組み合わせること、ストライクを投げることが先発には必要だが、彼はそれができている。打者と(1試合で)2、3度対戦しても問題ない球を持っていないといけないが、彼は明らかにそれを持っている」と太鼓判を押した。

 メジャー最速は、ヤンキースのアロルディス・チャップマン投手がレッズ時代の2010年9月24日(同25日)のパドレス戦で記録した105.8マイル(約170.3キロ)。これに迫る球速をマークしたジョイスが今後どんな投手に成長していくか、注目される。

(Full-Count編集部)

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