通算2632安打カノが事実上の“戦力外”に メッツに50億円支払い義務、現役続行希望か

メッツからDFAされたロビンソン・カノ【写真:Getty Images】
メッツからDFAされたロビンソン・カノ【写真:Getty Images】

昨季は薬物違反で全休、ロースター枠が28人から26人に縮小されるのに伴い

 メッツは2日(日本時間3日)、ロビンソン・カノ内野手を事実上の戦力外(DFA)としたと発表した。ロースター枠が28人から26人に縮小されるのに伴い、ヨアン・ロペス投手のマイナー降格と同時にカノをDFAとした。メッツには来季までの契約3760万ドル(約49億円)の支払い義務がある。

 39歳のカノは2018年オフにマリナーズから2対5の大型トレードで移籍。打率.316を記録した2020年オフに2度目の薬物規定違反で昨季は全休。処分明けの今季は12試合出場して打率.195、1本塁打、3打点と結果を残せなかった。メジャー通算2632安打、335本塁打。

 ニューヨーク・ポスト紙のジョエル・シャーマン記者によると、カノの代理人を務めるブロディ・バンワゲネン氏は「ロビー(カノ)は間違いなくまだプレーしたがっている。正しい状況を与えられれば、まだチームに意義のある貢献をもたらすことができる」と語ったという。

(Full-Count編集部)

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