“4月新人王”鈴木誠也はなぜ大不振に? 地元メディア分析「打てると思った球が」

日本時間5日のWソックス戦で4打数無安打に終わったカブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】
日本時間5日のWソックス戦で4打数無安打に終わったカブス・鈴木誠也【写真:Getty Images】

直近5試合で19打数1安打で打率.053、チームは1勝4敗

■Wソックス 4ー3 カブス(日本時間5日・シカゴ)

 カブスの鈴木誠也外野手が4日(日本時間5日)、本拠地でのホワイトソックス戦で4打数無安打に終わった。2試合連続ノーヒットで打率.250に低下。チームも3-4で2連敗を喫し、借金は今季最大の「6」に膨らんだ。大不振に合わせるように、チームも急降下。地元メディア「NBCスポーツ・シカゴ」は、原因を分析している。

「2番・右翼」で先発出場し、初回1死の第1打席は二飛。3回1死の第2打席は空振り三振に倒れ、6回1死の第3打席も二直。1点ビハインドで迎えた8回1死一、三塁の第4打席では、高めのボール球に手を出して一邪飛。絶好機を逃した。4月17日(同18日)のロッキーズ戦以来、15試合ノーアーチだ。

 4月は21試合出場で68打数19安打で打率.279、4本塁打、14打点をマークし、4月のナ・リーグ月間最優秀新人(ルーキー・オブ・ザ・マンス)を受賞。同メディアも「彼が絶好調の時はチームも同じだということだ」と言及した。カブスは開幕から白星が先行していたが、19日(同20日)のレイズ戦から4連敗を喫し、風向きが変わってきた。

 鈴木は直近5試合では19打数1安打で打率.053、6三振と大苦戦。この日の試合前には「今の状態が良くなさすぎて、早くなんとか断ちたい」と口にしていた。記事でもその5試合でチームも1勝4敗と大きく負けがこんでいる状況で、記事では「カブスはシカゴの天気と同じくらい冷え込んでいる」と指摘。冬が長い“風の街”と重ね合わせた。

 鈴木についてデビッド・ロス監督は、この日の試合前に「毎日プレーし、非常に落ち着いたスタートを切れたものの、相手は前よりも少しアグレッシブに攻めていると思う」と、開幕直後からの変化に言及。「彼が打てるはずと思った球が、何球かファウルになってしまっていると私は思っている」と述べた。記事でも鈴木の打席内の粘りが際立っていることに触れ、相手バッテリーが早いカウントから変化球を多投する可能性があると述べた。

 開幕直後の躍動により、高まった警戒感。チームとは“運命共同体”のように、打てなければ勝利も遠ざかる“皮肉”と直面している。現状を打破して再び頼もしい打棒を見せることができるか。シーズン序盤にして、真価が問われている。

(Full-Count編集部)

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