今季初対戦の佐々木朗希を鷹打線はどう攻める? 藤本監督が描く“攻略プラン”は

3日に山本由伸から7得点を奪ったソフトバンク打線
ソフトバンクは6日、敵地ZOZOマリンスタジアムでロッテと対戦する。相手の先発は4月10日のオリックス戦で、プロ野球史上28年ぶりとなる完全試合を達成した佐々木朗希投手。今季初対戦となる、難攻不落の右腕をいかにして攻略するか。3連勝を飾った5日のオリックス戦後に、藤本博史監督が思い描くプランを語った。
オリックスとの3連戦では、初戦に山本由伸投手から7得点を奪ったソフトバンク打線。第2戦は宮城大弥投手も攻略し、その勢いで3連勝した。この3連戦でソフトバンク打線に見えたのは、ファーストストライクから狙いにいく積極性と、2ストライクに追い込まれてからの粘り。これで山本には5回までに100球を投げさせた。
藤本監督は5日の試合後に「普通にやるだけですね。いいピッチャーで、なかなかそうは打てないと思いますけど、そこを何とか攻略するために、どうしたらいいかっていうのをね、いろいろ考えながらやっていきます」と語り、ポイントにはファーストストライクを挙げた。
「当然、ファーストストライクを打たないと。追い込まれたら、ああいう投手は打てないですよ。フォークも150キロ出るわけですから、やっぱりファーストストライクから積極的にいき、追い込まれたら球数を投げさせる。その感覚で入ってくれればいいんじゃないかなと思います」。ストレートは160キロを超え、フォークやスライダーの斬れ味も抜群。そんな佐々木朗を、ここ10試合で7度の2桁安打を記録する好調のソフトバンク打線がどう攻略するか。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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