大谷翔平の二刀流は「とんでもない」 指揮官は6日経っても興奮冷めぬ「簡単じゃない」
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前回登板した5日は、前夜延長戦を戦う“超強行軍”で3勝目を挙げた
エンゼルスのジョー・マドン監督が10日(日本時間11日)、本拠地で行われるレイズ戦前に報道陣の取材に対応。投手と野手の“二刀流”で出場を続ける大谷翔平投手について、改めて激賞した。
前回登板した4日(同5日)のレッドソックス戦は、前夜に延長戦で22時54分試合終了。14時間41分後に投打同時出場する“強行軍”で3勝目を挙げた。その際に「人々が彼のやっていることがどれだけ異常なことかを理解してくれたらと私は願っている。これが当たり前のことだと絶対に思わないでいただきたい」と呼びかけていた。
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この発言の意味について改めて聞かれると「彼がしていることはとんでもないよ。誰もやっていないことだ。最高の投手、例えばマックス・シャーザーに登板翌日に打ちたいか聞いてごらん。あるいは登板前日にね。夜11時に打って走って、その翌日の夕方に登板したいか。もちろん誰もやらないから」とその価値を強調した。
「彼は疲れた様子もなくそれをやってしまうんだ。しかも結果もしっかり出す。あの夜の翌日に登板したときは、とにかくいい試合をしてくれたら、という感じだった。しかし私が今まで見た中で最高の投球をしてくれた。ありえないよ。決してこれが平凡なことだと思われないように、と発言したんだ。簡単なことじゃない。非常に難しいことなんだ」と指揮官も驚きを隠せない様子だった。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)
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