大谷翔平に漂うHR量産の予感「もう大丈夫」 溺愛アナリストが断言する“根拠”

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

ベン・バーランダー氏が語った根拠「打撃に安定感が出てきた」

 エンゼルスの大谷翔平投手は、今季打者として42試合に出場して9本塁打をマークしている。開幕直後からアーチをかけ続けた昨季に比べて苦戦している印象もあるが、状態は確実に上向いている。大の大谷フリークとして日本ファンからも支持される「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏も「大谷はもう大丈夫」と断言。「1週間で4本塁打を打っても驚かない」と量産を予感している。

 自身のポッドキャスト番組組「フリッピン・バッツ・ポッドキャスト」で、大谷の状態について力説。直近2週間で5本塁打をマークしている点に触れた上で「本塁打がセンターから左中間へ飛び始めた。調子が上がってきた証拠で、打撃に安定感が出てきた」と述べた。

 確かに引っ張らない“逆方向”は、バロメーターのひとつ。今月22日(日本時間23日)のアスレチックス戦で日米通算150号となった今季9号もバックスクリーンへの特大弾で「センターにある木々を越えていった。なんていうパワーなんだ。シンプルな打ち方でパワーを生み出している」と目を見張った。

 一方で、ここまで3勝2敗の投手についても「今季は安定感が増している」と違いを強調。たとえ立ち上がりが不安定でも、試合中に修正してクオリティスタート(6回以上を投げて自責点3以下)を達成できるだけの力がついたといい「見ていてやっぱり成長を感じるし、安定感は目を見張る」と頷いた。個人的な意見として「サイ・ヤング賞をとってもおかしくないと思う。ふさわしい投球をしている」と唸った。

 打者でも、投手でも、ベン氏が強調したのは“安定感”。常に大谷の一挙手一投足をウォッチしているからこそわかる違いに、さらなる期待が膨らんでいる。シーズンは4分の1を消化。ベン氏の“予言”は的中するのか注目だ。

(Full-Count編集部)

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