注目の大谷翔平との対戦、菊池雄星は5回2失点 マドン監督絶賛「球に強さ」

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】
会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】

大谷翔平との“花巻東対決”も3打数無安打に封じる

■ブルージェイズ 6ー5 エンゼルス(日本時間29日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地で行われたブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発出場し4打数無安打に終わった。試合後ジョー・マドン監督は、相手先発としてマウンドに上がり5回2失点と粘りの投球を見せた菊池雄星投手について「いい投球をしていた」と称えた。

 菊池は5回を投げ被安打9本。序盤から走者を背負うものの粘り、4回まで無失点でしのいだ。注目された大谷との“花巻東対決”も、初回が遊ゴロ、3回が空振り三振、5回には中飛と3打数無安打に封じた。ただ5回にダフィーの適時二塁打とウォルシュの一ゴロの間に計2失点し降板、今季3勝目はならなかった。

 エンゼルスとの対戦は今季初めて。昨年は2試合に先発している。マドン監督は「(以前と比べて)球に速さがあった。前回彼の投球を見たときは、あそこまで強い球を投げてはいなかった。変化球も良かった」と成長を指摘していた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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