大谷翔平、1か月勝ちなし4敗目 4回途中3被弾4失点KO、鬼門NYは防御率27.00

ヤンキース戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
ヤンキース戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

打っては5回の中前打で3戦連続安打も一塁牽制死、9回空三振で最後の打者に

■ヤンキース 6ー1 エンゼルス(日本時間3日・ニューヨーク・Wヘッダー第1試合)

 エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地で行われたヤンキースとのダブルヘッダー第1試合で今季4敗目(3勝)を喫した。「2番・投手兼DH」で投打同時出場したが、4回途中8安打4失点。渡米後ワーストタイ1試合3被弾と試合を作れなかった。防御率3.99。打撃では5打数1安打。試合は9回表に降雨のため1時間28分の中断があった。チームは1-6で敗れて今季ワースト7連敗となった。

 苦しい投球となった。初回にカーペンターに先頭打者弾を浴びると、2死後、トーレスに右中間ソロを献上。3回にはジャッジに左中間ソロを許した。1試合3被弾は昨年8月25日(同26日)の敵地・オリオールズ戦に並びキャリアワーストタイ。4回、2連打で無死一、二塁とされたところで降板となった。3回0/3で8安打4失点、1四球3奪三振。5月5日(同6日)の敵地・レッドソックス戦以来の勝ち星はならなかった。

 ヤンキース戦はキャリア2試合目の登板。「ルースが建てた家」と呼ばれるヤンキー・スタジアムでは昨年6月28、29日(同29、30日)に1試合2発を含む3本塁打をマークしたものの、先発マウンドに上がった同30日(同31日)は制球難に苦しみ、2/3回で2安打5四死球で7失点KOとなっていた。同球場では2試合登板して計3回2/3で10安打11失点、6四死球、3奪三振。防御率27.00と鬼門となっている。

 バットでは5回1死の第3打席で中前打を放った。3試合連続安打としたが、その直後に一塁牽制死とチグハグだった。初回1死は二ゴロ、3回1死は遊飛、8回無死一塁では見逃し三振。9回2死二塁は空振り三振だった。5打数1安打で打率.247となった。投打で悔しい4敗目となった。

(Full-Count編集部)

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