エ軍、まさかのサヨナラ負けで悪夢の11連敗 “あと1球”から痛恨の3ラン被弾

エンゼルスのジョー・マドン監督【写真:Getty Images】
エンゼルスのジョー・マドン監督【写真:Getty Images】

8回に同点の満塁被弾、直後1点勝ち越すも…ついに借金生活突入

■フィリーズ 9ー7 エンゼルス(日本時間6日・フィラデルフィア)

 エンゼルスは5日(日本時間6日)、敵地でのフィリーズ戦で、まさかのサヨナラ負けで6年ぶりの11連敗を喫した。10連敗で迎えた一戦は8回まで4点リードをしながら、守護神イグレシアスが昨季のナ・リーグMVPハーパーからまさかの同点満塁弾を被弾。9回に1点を勝ち越したが、その裏に3ランを浴びた。

 両チーム無得点の4回無死一塁で、大谷は右翼線へ打球速度101マイル(約163キロ)の痛烈な二塁打を放ってチャンスを拡大。続くトラウトは四球で満塁となり、ウォルシュの先制2点適時打で大谷も生還。この回一挙5得点で先手を取った。

 投手陣は先発のサンドバルが5回途中2失点。中盤以降は継投で逃げ切り態勢に入ったが、8回にピンチを招いて守護神イグレシアスを前倒し投入。しかし2死満塁からハーパーに痛恨すぎるグランドスラムを浴びた。

 それでも9回2死三塁からダフィーの適時打で勝ち越し。そのまま逃げ切りたかったが、9回2死一、二塁となってハーゲットに継投。フルカウントから痛恨の3ランを浴びてサヨナラ。敵地は大熱狂する中、エンゼルスにとっては痛すぎる敗戦。直近では2016年8月に喫した11連敗に並んだ。

 大谷は5打数1安打で打率.242に。2試合連続安打はマークしたものの、アーチは6試合お預けとなった。開幕直後は好調だったチームも、ついに借金生活に。この負の連鎖を断ち切るには、やはり二刀流のバットしかない。

【実際の映像】あと1球だったのに…痛恨3ラン被弾で11連敗となり、表情を失うエンゼルスナイン

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