走者が審判にブチ切れた「醜い判定」 真っ直ぐ走っただけで“まさかのアウト”

米大学野球での守備妨害判定に物議【写真:Getty Images】
米大学野球での守備妨害判定に物議【写真:Getty Images】

ボテボテのゴロで一塁まで真っ直ぐ走っただけなのに…

 走者には“落ち度”がないのに、なぜかアウトになった謎の判定が物議を醸している。6日(日本時間7日)に行われた「NCAAリージョナルチャンピオンシップ」のコネチカット大-メリーランド大の一戦。一塁まで駆け抜ける中、避けようのなかった守備妨害判定に、ファンからは「醜い判定だ」「私が大学野球でこれまで見た最悪の判定の1つだ」との声が上がった。

 2点を追う8回1死三塁でのメリーランド大の攻撃で、クリス・アレインが放った打球は投手の前に転がるボテボテのゴロに。コネチカット大の投手ジャスティン・ウィリスは慌てて捕球したが、一塁への送球は逸れた。アレインは真っ直ぐ一塁に達しようとしたが、目の前には一塁手が立ちはだかっており、ベースを踏むために衝突は避けられなかった。

 アレインにとっては回避不可能な状況だったが、判定は守備妨害。まさかのジャッジにブチ切れ、審判に詰め寄ったところで一塁コーチから制止された。米メディア「syracuse.com」のライター、マイク・ウォーターズ氏は「醜い走者守備妨害のコール」と投稿。米テレビ局「WUSA」でスポーツディレクターなどを務めるダレン・ヘインズ氏も「最悪のコールだ!! 走者はどこに行けばいいんだ?」と異議を唱えた。試合はコネチカット大が勝利した。

【実際の映像】走者に“落ち度”ないのに謎のアウト…審判にブチ切れ詰め寄った「醜い判定だ」

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