鷹レイを完封に導いた甲斐の観察力と経験 専門家が評価する「イニングごとの変化」

完封勝利を挙げたソフトバンクのコリン・レイ(左)と甲斐拓也【画像:パーソル パ・リーグTV】
完封勝利を挙げたソフトバンクのコリン・レイ(左)と甲斐拓也【画像:パーソル パ・リーグTV】

先発のレイは5安打完封で4勝目、野口氏「序盤はあえて低めに投げさせなかった」

■ソフトバンク 4ー0 阪神(交流戦・9日・PayPayドーム)

 ソフトバンクのコリン・レイ投手は9日、本拠地での阪神戦に先発し5安打完封で4勝目をマーク。立ち上がりに不安のあった助っ人右腕を支えたのは甲斐拓也捕手だった。現役時代にヤクルト、阪神など4球団で計21年間捕手とした野球評論家・野口寿浩氏は「イニングごとに変化させるリードで引っ張った」と称賛した。

 レイは9回に2死一、三塁のピンチを背負ったが最後は糸原を150キロの直球で左飛に仕留め今季初の完封勝利を飾った。序盤は直球が高めに浮く場面もあったが、阪神打線のバットは空を切る場面が多くみられ、2回まで4奪三振と球の力強さは申し分なかった。

 この試合までレイは20失点中、初回に9失点と立ち上がりが課題だった。序盤に見せた甲斐のリードについて野口氏は「高めにボールが浮いて困っていたと思うが、打者が真っすぐに合っていないことを察知し、序盤はあえて低めに投げさせなかった。これが大成功だった」と指摘した。

中盤からはチェンジアップ、左打者にはカットボールで的を絞らせないリード

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