ヤクルト、4年ぶり2度目の交流戦Vへマジック1 鷹の3年ぶり頂点は消滅

ヤクルト・高津臣吾監督【写真:荒川祐史】
ヤクルト・高津臣吾監督【写真:荒川祐史】

阪神が勝ったためこの日の交流戦優勝決定はお預けも…

■ヤクルト 3ー1 ソフトバンク(交流戦・10日・PayPayドーム)

 ヤクルトが交流戦優勝に“マジック1”とした。10日に敵地PayPayドームで行われたソフトバンク戦に2-1で競り勝って3連勝。交流戦2位の阪神も勝ったため、この日のV決定とはならなかったものの、残り2試合で1勝するか、阪神が1敗ないし1分するかで、2018年以来、2度目の交流戦優勝が決まる。

 ヤクルトは初回、2死から山田が死球で出塁すると、村上、坂口の連打で先制点を挙げた。同点に追いつかれた4回には村上が千賀から左翼スタンドへ飛び込むリーグトップタイの17号ソロで勝ち越しに成功した。先発の小川は再三、リードを背負前回登板ものの、失点は初回の併殺の間に失った1点のみ。9安打を浴びたものの、リードを守り抜いた。

 ソフトバンクは接戦に競り負けて、3年ぶりの交流戦優勝の可能性が消滅。初回、無死一、三塁のチャンスを作りながら、柳田の併殺の間の1点止まりに終わると、2回以降も度々チャンスを作りながら、打線が繋がらず。先発の千賀は7回2失点と粘りのピッチングを見せたものの、ホームが遠かった。

(Full-Count編集部)

JERAセ・リーグ

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY