ベンチで選手とコーチが“内紛”　最悪の雰囲気にファン失望「このチームは下り坂」

ホワイトソックスのリンが逆転を許した直後に事件は起きた

■Wソックス 9ー5 タイガース（日本時間14日・デトロイト）

　試合中のホワイトソックスベンチで、投手とコーチが口論を起こした。互いに激高し、感情を抑えられずに言い争う姿が「ホワイトソックスが崩壊するところを目の前で見ている」「今季これ以上悪くなり得るのか？」とファンを失望させている。

　問題のシーンは13日（日本時間14日）のタイガース戦で起きた。開幕前に負傷者リスト入りし、この日が初登板だったランス・リン投手が2回に逆転を許した後だった。ベンチに戻るとジョー・マクユーイング三塁ベースコーチと言い争い。互いに両手を挙げ、理解できないといった様子だ。

　米メディア「ニューヨーク・ポスト」によると、11日（同12日）のレンジャーズ戦で5点のリードを守れず敗れた際には、スタンドから「トニーをクビに！」とトニー・ラルーサ監督の解任を求める大合唱が起きた。9日（同10日）のドジャース戦での采配が批判を浴びており、チームの雰囲気は決していいとは言えない。

　口論する2人を、米メディア「ジョムボーイ・メディア」のツイッターが公開。「このチームは下り坂を辿っている。なにも上手くいっていない」「ホワイトソックスは監督とコーチ陣に深刻な問題を抱えているように思える」「ランス・リンは泣き虫な子だ」「トニー（ラルーサ監督）をクビにしろ」など様々な意見が寄せられた。