266億円レンドン、右手首痛が再発「しばらく長引くかも」 エ軍監督代行「明日どうか」

エンゼルスのアンソニー・レンドン【写真:Getty Images】
エンゼルスのアンソニー・レンドン【写真:Getty Images】

レンドン「日々どういう状態か確認していく」

■ドジャース 2ー0 エンゼルス(日本時間15日・ロサンゼルス)

 エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が14日(日本時間15日)、敵地のドジャース戦で右手首を痛めて負傷交代した。「4番・三塁」で先発出場したが、5回の守備で退いた。試合後、レンドンは「(打撃と守備で)違和感があってね。日々どういう状態か確認していく」と話すにとどめた。

 強打者のレンドンは5月28日(同29日)に右手首の炎症で10日間の負傷者リスト入り。10日(同11日)に復帰したばかりだった。この日は2打数無安打で復帰後は13打数1安打となっていた。今後について、レンドンは「願わくば(問題が)なくなってほしいが、仕方のないこと。しばらく長引くかもしれないね」と肩を落とした。

 レンドンは試合中に異変を告げたという。ネビン監督代行は「明日どうか次第だ。日々チェックしていく。プレーする準備ができているようだが、日々確認しなければならない。本人は出たがっている。そのことが我々にとって持つ意味は大きい」と話した。

 2019年オフに7年総額2億4500万ドル(当時266億円)でエンゼルス入りしたが、昨季は腰の手術などで58試合出場にとどまった。この日はウォードが復帰。トラウト、大谷翔平ら4人同時スタメンは5月20日以来だった。指揮官は「あと1本出ていれば、という試合だった。今日はいい試合をした。ドジャースホームで、素晴らしいチーム相手に明日連戦を1勝1敗で終える可能性がある」と前を向いたが、なかなか浮上の光が見えてこない。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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