トラウトに敵将お手上げ「バットに当てた球は全てHR」 5戦5発で3試合連続V弾

21号先制2ランを放ったエンゼルスのマイク・トラウト(右)【写真:ロイター】
21号先制2ランを放ったエンゼルスのマイク・トラウト(右)【写真:ロイター】

被弾のジルベルト「トラウト相手はいつだって厳しい」

■エンゼルス 4ー0 マリナーズ(日本時間20日・シアトル)

 エンゼルスのマイク・トラウト外野手は19日(日本時間20日)、敵地・マリナーズ戦に「2番・中堅」で先発出場し、4回の第2打席で先制の21号2ランを放った。3試合連続の決勝弾となり、トラウトは「グッド、僕たちにとって大きい」と満足げに振り返った。

 両軍無得点の4回無死一塁。フルカウントから、右腕ジルベルトの9球連続のフォーシームを捉えた。「このシリーズでずっと僕に対して直球を投げてきたからね。(直球を狙うのは)僕のアプローチだよ」。バックスクリーン右へ飛び込む21号2ラン。このシリーズは4日間で5戦5発だ。

 対マリナーズは通算52本目の一発。歴代トップのラファエル・パルメイロに並んだ。マリナーズのサービス監督は「トラウトは今、最も絶好調な選手。バットに当てた球が全て本塁打になっているように思える」と肩を落とした。

 打たれたジルベルトは今季7勝とチームの勝ち頭だった。「(トラウト相手は)いつだって厳しい。一番大切なのは思ったところに投げること、それに尽きる。高めの速球を投げるつもりが真ん中に入ってしまった」と振り返った。四球覚悟で攻めるなど歩かせる策もあった。「彼はいい選手だが、MLBにはいい選手がたくさんいる。どんな打者が相手でもひるまず勝負していくだけだ」と話した。

(Full-Count編集部)

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