壮絶な殴り合い大乱闘…大量12人に処分　エ軍監督代行は10試合の出場停止

ホワイトソックス戦はモンゴメリーコーチが指揮を執った

■エンゼルス ー Wソックス（日本時間28日・アナハイム）

　エンゼルスのフィル・ネビン監督代行らコーチングスタッフ5人が出場停止となった。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番記者サム・ブラム氏が27日（日本時間28日）に報じた。26日（同27日）のマリナーズ戦で起きた殴り合いの大乱闘による処分で、両軍計12人に処分が下された。

　同記者はリーグの発表として、警告が出ていたのにも関わらずワンツが故意的投球をしたことにより、ネビン監督代行が10試合出場停止となった。またウィンカーは乱闘を引き起こす言動を起こしたことにより7試合の出場停止。レンドンは乱闘中に取った行動、負傷者リスト入りしている間にダグアウトを離れたことにより5試合の出場停止で、負傷者リストから復帰するときに処分が適用される。また出場停止処分に加え、次の7試合でダグアウトにいることが禁じられる。

　ネビン監督代行が出場停止となったことを受け、同記者は「ネビンが出場停止処分を受ける間、レイ・モンゴメリー（ベンチコーチ）が指揮を執るだろう。彼はその後、出場停止処分が適用となるだろう」と伝えた。

　その他の処分は以下の通り。

○エンゼルス
・アンドリュー・ワンツ投手　警告が出されている状況で故意的にウィンカーにボールをぶつけ、3試合の出場停止

・ライアン・テペラ投手　自身の取った行動により、3試合の出場停止

・ライセル・イグレシアス投手　自身の取った行動により、2試合の出場停止

・レイ・モンゴメリーベンチコーチ　自身の取った行動により、2試合の出場停止処分

・ドム・キティアシスタント投手コーチ　自身の行動が原因で、5試合出場停止処分

・ビル・ハセルマン捕手コーチ　自身の取った行動により、1試合の出場停止処分

・マニー・デルカンポ球団スタッフ　自身の取った行動により、2試合の出場停止

○マリナーズ
・JP・クロフォード内野手　乱闘で5試合の出場停止処分

・フリオ・ロドリゲス外野手　自身の取った行動により、2試合の出場停止

（Full-Count編集部）