エ軍救援右腕が大乱闘で肘骨折 柵につまずき落下…投球再開まで4週間以上

エンゼルスのアーチー・ブラッドリー【写真:ロイター】
エンゼルスのアーチー・ブラッドリー【写真:ロイター】

ヘッドトレーナーが説明「ダグアウトから飛び出そうとした際に…」

 エンゼルスのヘッドトレーナー、マイク・フロスタッド氏は28日(日本時間29日)、アーチー・ブラッドリー投手について、26日(同27日)の大乱闘の際に右肘を骨折し、全治4週間以上の怪我を負ったことを明かした。

 フロスタッド氏は「先日の(乱闘)事件のときに、ダグアウトから飛び出そうとした際に柵でつまずいて腕から落ちた。私たちが見た中で彼が怪我したとすればあの場面だけだ。骨折している」と状況を説明。「残念ながら少なくとも4週間は投げられない。投球を再開するまでにかかるのがそれぐらいなので、復帰までには数か月かかるだろう」と見通しを語った。

 26日(同27日)のマリナーズ戦では、死球を巡って両軍入り乱れて殴り合いの大乱闘が勃発。8人の退場者が出た。27日(同28日)には計12人に処分が下され、エンゼルスのネビン監督代行は10試合の出場停止となっていた。

 ブラッドリーは救援として今季21試合に登板して防御率4.82。貴重な右腕を長期間欠くことになる。またフロスタッド氏は、そのほかの選手については「こぶや傷を負った人はいるが、出場できなくなる選手は他にいない」と話した。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY