なぜスタメンがコロコロ変わるのか? 鷹の首脳陣が抱える理想と現実のジレンマ

ソフトバンク・藤本博史【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・藤本博史【写真:藤浦一都】

チーム内でコロナ陽性者が続出し、緊急事態となっているソフトバンク

 ソフトバンクがコロナ禍に揺れている。チーム内に新型コロナウイルスの陽性者が続出し、選手、スタッフら18人が感染。1軍は活動休止となり、29日にPayPayドームで予定されていたロッテ戦は中止に。7月1日にベルーナドームで予定されていた西武戦も中止が決まった。

 これまで数日に1回のペースでスクリーニングのPCR検査を行なっていたソフトバンク。感染防止策を講じていたものの、25日に村上隆行1軍打撃コーチの陽性が判明。本多雄一1軍内野守備走塁コーチが濃厚接触疑いになると、26日には和田毅投手、ジュリスベル・グラシアル内野手、野村勇内野手も陽性疑いに。27日の東京ドームでのロッテ戦前には和田らの陽性が確定、嘉弥真新也投手、藤井皓哉投手も陽性となった。

 28日に実施されたPCR検査では甲斐拓也捕手、アルフレド・デスパイネ外野手、村松有人1軍外野守備走塁コーチも陽性に。さらに29日には甲斐野央投手らも陽性となり、1軍の選手、コーチ、スタッフで合計18人が陽性となった。もはや誰がかかってもおかしくはない新型コロナ。以前と比べれば、日常が戻りつつある中で、改めて、その脅威と、コロナ禍の中でシーズンを戦う難しさを痛感することになった。

 今季はここまで39勝30敗1分けで貯金を9としているソフトバンク。選手起用やその戦いぶりに対して賛否両論はあれど、ここまで首位につけている。70試合を消化した段階で感じさせられるのが、コロナ云々は関係なく、143試合を戦い抜くことがいかに難しく、選手にとって全試合にフル出場を続けることがどれほどハードルが高いものなのかということだ。

期待の若手が台頭しつつあるも、毎試合スタメンに名を連ねているわけではない

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