出場停止中のエ軍ネビン監督代行が激白 波に乗れないチームに「けっこう惨め。つらいよ」

シーズン折り返しを前に「まだ試合は残っている。変える準備もできている」

 チームは3日(同4日)のアストロズ戦が今季81試合目で、早くもシーズン折り返しを迎える。「まだみんな今年やれると信じている。まだ試合はたくさん残っている。事態が好転しなければ、一部変える準備はできている」と、ネビン代行は復帰後に思い切った手を打つ可能性を示唆した。

 一例として挙がるのが、先発投手を短いイニングで降板させる“オープナー”戦術だ。「先日初めて使った。ニューヨークやタンパでは相手がオープナー起用してきた。今後(我々が)またやる可能性はある。試合に勝つ可能性が高まるなら、なんでもする」と、採用の可能性も高そうだ。

 エンゼルスが勝ち星を逃せない理由として、三振の多さ、得点が本塁打に依存し過ぎていることが指摘されている。リーグ平均の三振率が22%なのに対して、エンゼルスは25.8%にも達する。この点についてネビン代行は「三振の数が心配になることはさほどない。問題は、どう三振しているかだ」と数よりも状況が問題だとした。

「状況によっては三振がさらに痛手になることもある。ランナーがいて三振すると1アウト、だがランナーがいてゴロを打つと2アウトになる。私は打者が三振してダグアウトに戻る姿は見たくないが、ときに三振はダブルプレーより生産的なアウトになることもある」と、三振自体をとがめるつもりはない様子。指揮官の頭の中には、どんな打線活性策が眠っているのか。

(Full-Count編集部)

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