鈴木誠也、33試合ぶり5号はランニング本塁打 激走に笑顔…39日ぶり復帰初戦にマルチ

39日ぶりに復帰したカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】
39日ぶりに復帰したカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】

第3打席に打球速度167キロの右前打で復帰後初の快音

■ブルワーズ ー カブス(日本時間5日・ミルウォーキー)

 カブスの鈴木誠也外野手が4日(日本時間5日)、敵地で行われたブルワーズ戦に「4番・右翼」で39日ぶりに復帰。9回の第4打席に、4月17日(同18日)以来、出場33試合ぶりとなる5号ソロをランニング本塁打で放った。

 敵地がどよめきに包まれたのは1-1の9回だった。1死から鈴木は左腕ヘイダーのシンカーを強振。打球速度109.9マイル(約176.9キロ)で左中間フェンス上部を直撃した。中堅手がクッションボールの処理にもたついているのを見るや、グングン加速。タッチをかいくぐって生還すると、息を切らしながら笑顔で見せた。ベンチでは同僚からタオルであおがれ称えられた。

 第1打席は中直、第2打席は右飛。1-0の7回に迎えた第3打席に、打球速度103.9マイル(約167.2キロ)の痛烈な右前打を放っていた。マルチ安打は4月27日(同28日)以来となった。鈴木は5月26日(同27日)のレッズ戦で二塁へ滑り込んだ際に左手薬指を痛めて負傷者リスト入り。慎重にリハビリを行い、6月30日(同1日)に傘下3Aアイオワの一員として実戦復帰していた。

【実際の映像】弾丸ライナーに一気に加速 鈴木誠也が激走でもぎ取ったランニング本塁打

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