大谷翔平、7回10K1失点で8勝目の権利を持って降板　15者連続アウト＆勝ち越し2点打

同点の5回2死満塁で左前2点タイムリー

■マーリンズ ー エンゼルス（日本時間7日・マイアミ）

　エンゼルスの大谷翔平投手は6日（日本時間7日）、敵地・マーリンズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場した。初回に4試合ぶりに失点したものの、尻上がりに調子を上げて7回10奪三振2安打1失点と好投。8勝目の権利を持って降板した。フォーシームの最速は100.9マイル（約162.4キロ）。防御率2.44となった。

　久々の失点にも動じなかった。初回無死二、三塁でクーパーの右犠飛で先取点を献上。4試合ぶりの失点で、連続無失点は「22」で止まった。2回1死一、二塁のピンチを切り抜けると、7回1死に四球を与えるまで15者連続アウトを奪う快投。7回2死一、二塁でフォルタスを空振り三振に仕留めてガッツポーズを作った。7回10奪三振3四球、2安打1失点。2桁奪三振は3試合連続で今季6度目。100球（ストライク64球）の力投だった。

　バットでは同点に追いついた5回2死満塁で左前2点タイムリーを放って勝ち越した。左腕・ロジャースから逆方向へ打ち返す、技ありの一打だった。7回1死一塁では四球を選び、重盗で今季10個目の盗塁をマーク。ウォード、レンヒーフォの適時打を演出した。

　6月9日（同10日）の本拠地・レッドソックス戦から4戦4勝。勝てば自己最長を伸ばす5連勝となる。今季4度目の連敗ストッパーとなれるか。

（Full-Count編集部）