鷹・藤本監督が苦言「どういう配球をしてるのか」 今季日本ハムに最多18被弾

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】

コーチを含めたバッテリーに苦言「ミーティングして、やり直してもらいます」

■日本ハム 7ー2 ソフトバンク(9日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは9日、本拠地PayPayドームで行われた日本ハム戦に2-7で完敗した。初回に2点を先制したものの、投手陣がヌニエス、清宮、野村に被弾し、藤本博史監督は「ホームランを打てるバッターに対してどういう配球してるのかっていうのは、これからバッテリーコーチにしっかりミーティングしてもらって、やり直してもらいます」とコーチを含めたバッテリーに苦言を呈した。

 初回に柳田の適時打で幸先よく2点を先行した。だが、4回に東浜がヌニエスに2ランを被弾して同点に。5回に近藤の犠飛で勝ち越されると、7回には武田が清宮にソロ、9回には尾形が野村にトドメの2ランを浴びた。打線は初回の2点のみ。計3被本塁打と一発攻勢に沈められた。

 今季パ・リーグトップタイとなる66本塁打を放っている日本ハム打線。その中でも、ソフトバンクは最も多い18本塁打を浴びており、指揮官も「日本ハムにホームラン18本も打たれているんだよね。ちょっと多すぎるよね。昨日のホームランでも、今日のホームランでも、やっぱり決勝点に繋がるホームラン。そういうところは注意していかなきゃいけないと思う。ミーティングもう1回やり直してもらいます」と語っていた。

 新型コロナウイルスの影響で主力が大量に離脱し、この日、セットアッパーの又吉も戦線を離脱。チームが危機的状況に陥っており、これで3連敗となった。藤本監督は「今日は負けましたけど、まだ1番上にいるわけだから、何とかこれをキープして。ちょっと後ろがもっと厳しくなってきてるけど、その辺はこのメンバーでやるしかないんで。1人1人が自覚を持ってやっていかないといけないのかなと思います」と前を向いていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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