大谷翔平はサイ・ヤング賞の“大穴” NY紙が指摘「魔法のようなものがある」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

本命はマクラナハンとバーランダーもブックメーカーのオッズで急浮上

 現在投手として5連勝中。この間に33回2/3を投げて自責1、防御率0.27と圧倒的な投球を続けているエンゼルス大谷翔平投手が、今季サイ・ヤング賞の“大穴”に浮上している。米紙「ニューヨーク・ポスト」は、米スポーツブックメーカー「BetMGM」におけるサイ・ヤング賞のオッズで大谷が急上昇(オッズが急落)していることを紹介。「オオタニには魔法のようなものがある」と評している。

「BetMGM」のオッズによると、1位はレイズのシェーン・マクラナハンで+250(100ドル賭けたら350ドル返ってくる)。25歳左腕はここまで9勝3敗、防御率1.73。104回1/3を投げて141三振を奪っている。記事は「健康を維持して防御率2点以下(1点台)でシーズンを終えれば、サイ・ヤング賞を与えないことは難しいだろう」と伝えている。

 続くのがリーグ最多の11勝を挙げているアストロズのジャスティン・バーランダーで+260(100ドル賭けたら360ドル返ってくる)。「39歳にスローダウンする兆候は全く見られない」と評している。

 こうした有力候補に対して、大穴的存在として浮上しているのが大谷。オッズは+900(100ドル賭けたら1000ドル返ってくる)になっている。記事は「アンダードッグの中で最もサイ・ヤング賞の可能性が高い」とし、ここ4登板で自責点がないことや奪三振率12.33が、マクラナハンの12.16を上回っていることが、今後の活躍にも期待を抱かせると指摘。「オオタニには魔法のようなものがある。サプライズを引き起こす人物を探しているなら、このエンゼルスの右腕がリストの1位を占めるに違いない」としている。

(Full-Count編集部)

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