鷹・藤本監督、17失点大敗に就任後初の“会見拒否” 広報通じ「何もありません」

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:福谷佑介】

初回に大関が6失点するなど、投手陣が21安打17失点と大炎上

■楽天 17ー3 ソフトバンク(20日・北九州)

 ソフトバンクは20日、北九州市民球場での楽天戦に3-17で大敗した。先発の大関が初回に3本の本塁打を浴びて6点を失うなど、序盤に大量点を奪われて試合を決められた。藤本博史監督は試合後の会見を就任後初めて行わず、広報を通じて「今日は何もありません。北九州のファンの皆さんには申し訳ない気持ちです」とコメントを出すに止めた。

 初回、大関がいきなり辰己に先頭打者本塁打を被弾。さらに浅村に2ラン、炭谷にも2ランを浴びていきなり6失点。2回にも連続四球からピンチを招くと、楽天打線につかまってさらに2点を失ってノックアウトされた。

 3回から登板した2番手の中村亮も浅村に3ランを浴び、4回にも4失点。3番手の笠谷は1球目で島内の頭部に死球を当てて危険球退場になるなど、投手陣が中盤までに崩壊。5回までに15点のビハインドを背負った。

 序盤に大量ビハインドとなっては、打線も反撃のしようがなかった。2回にデスパイネがソロ本塁打を放ったが、8回までこの1点のみ。9回に代打・野村大が適時二塁打を放つなど、2点を返したものの、焼け石に水だった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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