大谷翔平、自打球で悶絶も快足二塁打 エ軍は救援陣崩壊、7月初の連勝ならず

自打球を当て険しい表情のエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
自打球を当て険しい表情のエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

4打数1安打で打率.256

■ロイヤルズ 7ー0 エンゼルス(日本時間26日・カンザスシティ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地・ロイヤルズ戦に「1番・指名打者」で先発出場した。3回の第2打席で右膝付近への自打球で悶絶しながらも右前二塁打。気迫の打撃を見せたものの、その後は凡退。4打数1安打で打率.256となった。チームは0-7で完封負けを喫した。

 周囲をヒヤリとさせた。3回2死、通算222勝グリンキーの2球目が右膝付近に直撃する自打球となった。苦悶の表情を浮かべたが、再び打席へ。敵地から歓声を浴び、4球目の甘いチェンジアップを右前へ打ち返した。快足で二塁打とし、2試合ぶり安打をマークした。

 二塁ベース上でも痛がる仕草を見せたが、そのままプレーを続行。しかし、5回1死満塁で一ゴロに倒れるなど結果を出せなかった。チームは打線に元気がなく救援陣も崩壊。7月初の連勝はならなかった。

 次回登板は28日(同29日)の本拠地・レンジャーズ戦に決まった。自身初の2桁勝利をかけた先発マウンド。勝てば1918年ベーブ・ルース以来104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打の偉業を達成する。

(Full-Count編集部)

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