大阪桐蔭が2年連続12回目の甲子園 履正社を完封、今大会54得点&1失点“秋春夏”連覇へ

大阪桐蔭・西谷浩一監督【写真:中戸川知世】
大阪桐蔭・西谷浩一監督【写真:中戸川知世】

先発の2年生左腕・前田は8回無失点の好投、9回はエース・川原が締める

 第104回全国高校野球選手権の大阪大会決勝が30日、大阪シティ信用金庫スタジアムで行われ、大阪桐蔭が7-0で履正社を破り、2年連続12回目となる夏の甲子園出場を決めた。

 大阪桐蔭は3回に2死三塁から1番・伊藤櫂人内野手(3年)が左前適時打を放ち先制に成功。4回には無死二塁から続く丸山一喜内野手(3年)の中前適時打。さらに、2死三塁から7番・星子天真内野手(3年)、鈴木塁内野手(3年)、前田悠伍投手(2年)の3者連続タイムリーでこの回一挙、4点を挙げた。

 その後も5回に丸山、6回に前田のタイムリーが飛び出すなど着実に追加点を奪いリードを広げた。投げては先発の2年生左腕・前田が8回無失点の好投。最後は背番号「1」のエース・川原嗣貴投手(3年)が締めた。

 今大会、大阪桐蔭は7試合54得点、投手陣もわずか1失点と投打で圧倒。昨秋の明治神宮大会、今春の選抜を制した絶対王者が“秋春夏”の3冠をかけ選手権大会に挑む。

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