甲子園49代表校決定! 大阪桐蔭は空前の大記録なるか、注目は新潟の150キロ右腕

西東京大会は日大三が制し49代表が決定した
西東京大会は日大三が制し49代表が決定した

大阪桐蔭は昨秋の神宮大会、今春選抜に続く“3冠"も目指す

 第104回全国高校野球選手権大会の地方大会は31日に西東京大会決勝戦が行われ、日大三が優勝。8月6日に開幕する本大会49校が出そろった。初出場は札幌大谷(南北海道)など4校で、48年ぶり3度目出場を決めた盈進(広島)など“古豪”の復活も目立った。

 最大の注目は、史上初の3度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭だろう。昨秋の神宮大会、今春の選抜高校野球大会を制し、昨秋発足したチームとしては“3冠”がかかる。春季近畿大会決勝で智弁和歌山に敗れ、現チームでは公式戦初黒星を喫したが、夏の大阪大会では7試合で計54得点、1失点と圧倒的な戦いを見せた。優勝を果たせば2012、18年に続く3度目の春夏連覇となり、選手権優勝回数は6度(過去に1991、08、12、14、18年に優勝)となり、広島商に並んで2位となる(1位は中京大中京の7度)。

 智弁和歌山は史上7校目の夏連覇を目指す。昨秋は県大会で敗れて選抜大会出場はならなかったが、今春の県大会&近畿大会を制覇。夏の県大会も危なげなく勝ち上がった。

 プロ注目の今秋ドラフト候補としては、甲子園を経験している京都国際の左腕・森下瑠大投手、選抜準Vの近江・山田陽翔投手らがあがる。2人は打者としての評価も高い。日本文理(新潟)の最速150キロ右腕・田中晴也は、帝京長岡との決勝戦で延長11回151球を投げて勝利を手にした。大阪桐蔭は松尾汐恩捕手、海老根優大外野手ら注目選手も多い。

 最多出場は県岐阜商の30度目。連続出場では高岡商(富山)、智弁和歌山が5大会連続で最多だ。久しぶりの出場も、盈進の他に国学院栃木など多い。

(Full-Count編集部)

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