“誰もいなくなった”ナショナルズ 選手流出で、3年前の世界一戦士は僅か7人に

フィリーズのブライス・ハーパー(左)、ナショナルズからパドレスに移籍したフアン・ソト【写真:ロイター】
フィリーズのブライス・ハーパー(左)、ナショナルズからパドレスに移籍したフアン・ソト【写真:ロイター】

アクティブロースターにいる世界一戦士はロブレス、サンチェス、コービンのみ

 2日(日本時間3日)にトレード期限を迎えたメジャーリーグ。今夏のトレード市場最大の目玉だったフアン・ソト外野手はジョシュ・ベル内野手とともにパドレスへ移籍し、ナショナルズには6選手が加入した。2019年に世界一になったナショナルズはチーム解体が進み、同年のワールドシリーズに出場した25選手の内、現在チームに残っているのは7選手でアクティブロースターに入っているのは3選手だけとなった。

 米メディア「NBCスポーツ・ワシントン」のナショナルズ番マット・ウェイリッチ記者は自身のツイッターに「2019年ワールドシリーズに出場したナショナルズの25人の選手のうち、今日アクティブロースターにまだいるのはわずか3人だけ:ビクター・ロブレス、アニバル・サンチェス、パトリック・コービン。ILにいるのは:スティーブン・ストラスバーグ、ジョー・ロス、ショーン・ドゥーリトル、タナー・レイニー」と記した。

 米メディア「CBSスポーツ」のザック・ペレレス記者も自身のツイッターに投稿。「ワールドシリーズを制覇したナショナルズのロースターの残り」として7選手の現状を伝えた。「パトリック・コービン(4勝15敗、防御率6.57、メジャー最低の先発、メジャー最悪の契約の1つ)、アニバル・サンチェス(防御率7.47)、スティーブン・ストラスバーグ(怪我)、ショーン・ドゥーリトル(怪我)、ジョー・ロス(怪我)、タナー・レイニー(怪我)、ビクター・ロブレス」と綴っている。

 さらに米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチックMLB」は公式ツイッターで「2018年、ナショナルズはブライス・ハーパー、アンソニー・レンドン、マックス・シャーザー、トレイ・ターナー、フアン・ソトを擁していた。2019年にハーパー抜きで彼らはワールドシリーズを制した。今、これらの選手は全員(ワシントン)DCから旅立った」と記した。

【一覧】僅か3年でチーム解体…世界一になった2019年ワールドシリーズ第7戦のナショナルズの先発メンバー

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