大谷翔平を放出なら“不良債権”レンドンをセットで… 米記者が「最も賢い方法」提案

エンゼルスのアンソニー・レンドン(左)と大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスのアンソニー・レンドン(左)と大谷翔平【写真:ロイター】

大谷とレンドンを合わせて放出することで相手球団の“負担”を軽減させる策

 米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が今夏のトレード市場を振り返り、エンゼルスは大谷翔平投手の放出を検討していなかったと伝えた。ただ、大谷が契約延長を希望しない場合はこのオフにも実際に検討しなければならず、“最も賢い動き”は大型契約を結びながら度重なる怪我で不良債権化しつつあるアンソニー・レンドン内野手をセットで放出することだと解説している。

 ナイチンゲール氏は同紙上で、8月2日(日本時間3日)に閉じられたトレード市場を総括。大谷に関して「彼の名前が噂に上がってくることすら、球界のエグゼクティブたちやエンゼルスのフロントオフィスの間でもジョークだった。いくつかの球団が現代のベーブ・ルースを手に入れるために何を差し出すつもりなのか、話を聞いて楽しむ以上のことをエンゼルスはしなかった」と振り返る。

 ただ、オフには事情が変わるかもしれないと指摘する。大谷がエンゼルスに契約延長を結ぶ気はないと伝えた場合、エンゼルスがいくら提示しようが、2023年シーズン後にFAで出ていくことが分かっているのだから放出を検討しなければならないと説明。“賢い動き”として、2020年から7年総額2億4500万ドル(約332億円)で契約したレンドンを大谷とセットで放出することを提案している。トレードの相手球団が“不良債権”(今回の場合はレンドン)を引き受ける代わりに、対価の選手の価値や数を抑えめにするという策で、MLBでは“常套手段”の1つとされている。

 32歳のレンドンは大型契約を結んだ2020年以降、1シーズンで59試合以上プレーしたことがない(2021年の58試合が最多)。契約では、まだ1億5200万ドル(約206億円)が残っている。アルバート・プホルス、ジャスティン・アップトン、ジョシュ・ハミルトンと、契約で大金が残っている選手をリリースするのが伝統となったエンゼルスが、レンドンについても同様の形で放出すれば、うまくいかなかった契約の「ラシュモア山を作るだろう」とナイチンゲール氏は解説。4人の大統領の顔が掘られた観光スポットの「ラシュモア山」を引き合いに、エンゼルスの“失敗した契約の四天王”を皮肉りながら大谷放出の新たな方法を示した。

(Full-Count編集部)

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