大谷翔平は「ルースの記録を打ち負かす」 米誌が抱く期待「史上最高のショーに」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

10日に10勝目を挙げ、ベーブ・ルース以来の2桁勝利&2桁本塁打

 エンゼルスの大谷翔平投手は、9日(日本時間10日)のアスレチックス戦で6回無失点と好投し、メジャー初の10勝に到達。1918年ベーブ・ルース(当時レッドソックス)以来、104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打という偉業を成し遂げた。米メディアは早くも“ルース超え”の期待を抱いている。

 米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「MLBの試合において、レギュラーとローテーションで投打を同時に十分こなすことができるショウヘイ・オオタニは素晴らしい。その両方でオールスター級の活躍をするスーパースター。おそらく球界史上最も伝説的な選手であるベーブ・ルースと並び、彼は自身の名をレコードブックに刻み続けている」とその歩みを称賛した。

 ルースはキャリア序盤(1915~1919年)に二刀流で活躍したが、途中からは打者に専念した。同誌は「オオタニは彼(ルース)に匹敵する活躍をし、フルタイムの二刀流選手としてルースの記録を打ち負かす準備を整のえている」とした。

 さらに「オオタニが長期的に二刀流をしていけるかどうかは、時間が経てば分かる。しかし実際にそうなれば、彼は野球というスポーツ史上で最も偉大なショーになるだろう」と大きな期待を寄せた。

(Full-Count編集部)

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