「なんて美しい瞬間」 頭部死球食らった打者の“神行動”に「マジ泣ける」

リトルリーグ・ワールドシリーズで起きた一幕に観客も温かい拍手
頭部死球を食らった打者が見せた“神行動”が感動を呼んでいる。頭を押さえて倒れ込んだ直後、マウンド上で震えて泣いているような投手のもとに歩み寄ってそっとハグして優しく声を掛けた。この映像に「本物のスポーツマンシップ。こういうのは教えるのが難しい」「なんて美しい瞬間だ」とファンも反応している。
これは9日(日本時間10日)のリトルリーグ・ワールドシリーズで起きた。MLB公式によると、サウスウェスト地区チャンピオンシップの試合の初回、テキサス・イーストの投手カイデン・シェルトンは、オクラホマの打者アイザイア・ジャルビスのヘルメットに死球を当てた。頭を抱えるシェルトンを、ジャルビスがマウンドに向かっていって抱きしめたのだ。スタンドのファンも温かい拍手を送っている。
米スポーツ局「ESPN」の公式ツイッターがこのシーンを公開すると「とってもピュア」「スポーツマンシップ精神の最高の例の1つだ」「両者とも本当に美しい」「両者の子どもとその親にリスペクト」「私は泣いている」「粋な行い」「まじ泣けるんだが なんて良い子なの」と称賛するコメントが相次いだ。