「期待感あるのは断然、中田」巨人、気になる4番事情、不調の岡本和に足りない“速さ”

巨人・岡本和真(左)と中田翔【写真:荒川祐史】
巨人・岡本和真(左)と中田翔【写真:荒川祐史】

3試合連続で4番に座った中田は2安打1打点の活躍

■巨人 4ー1 広島(13日・東京ドーム)

 巨人は13日、東京ドームで行われた広島戦に4-1で勝利し4位に浮上した。3試合連続で4番に座った中田翔内野手が2安打1打点の活躍。岡本和の不振で“代役4番”を務める背番号「10」だが、オリックス、ソフトバンク、広島で打撃コーチなどを歴任した野球評論家の新井宏昌氏は「状況に応じた打撃が素晴らしい。現状、期待感を持てるのは断然、中田」と、評価した。

 絶好調の中田が4番の貫録を見せた。初回の第1打席で左前適時打、5回の第3打席でも左前打を放ち4打数2安打1打点と原監督の期待に応えた。7月は16試合に出場し打率.373、5本塁打9打点。8月も9試合で打率.441、2本塁打6打点と好調をキープしている。

 開幕直後は打率1割台、不調で2軍落ちも経験した中田の復活劇に新井氏は「全ての打席で遠くに飛ばそうという姿はない。場面に応じてコンパクトにスイングできている。誰もが最低1点は欲しいと思う状況で、首脳陣が想像していることを実行してくれている」と、絶賛する。

打席の中で修正「後ろが小さく前が大きい、インパクトまでのスイングスピードが速い」

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