大谷翔平がかわいそう…エ軍の“自滅3連発”に米記者呆れ顔「今まで見た中で最悪」

ベンチから戦況を見つめるエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ベンチから戦況を見つめるエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷の粘投もあって息詰まる接戦も…9回に初歩的ミスで台無し

■マリナーズ 6ー2 エンゼルス(日本時間16日・アナハイム)

 エンゼルスが15日(日本時間16日)、接戦を台無しにする衝撃の敗戦を喫した。本拠地でのマリナーズ戦で、先発した大谷翔平投手は6回2失点の好投。譲らぬ戦いだったが、9回に守備が崩壊して4失点。信じられない自滅に、米メディアにはため息が充満した。

 大谷は7安打を許しながらも踏ん張った。5回以降、両チーム無得点のまま迎えた9回。突如として暗転した。9回1死一塁から、捕手のスタッシーがボールをこぼし、一塁走者はスタートを切っていないにも関わらず焦って二塁へ送球。悪送球となり、結局進塁を許した。

 その後、1死一、三塁となり、ロドリゲスの二塁への痛烈な打球をレンヒーフォが弾き、三本間で挟殺プレーに。投手のループが転倒したのも災いし、あっさりと勝ち越しを許した。さらに遊ゴロからの本塁送球をスタッシーが後逸して失点。三ゴロの間にもう1点、適時打でもう1点とあれよあれよと失い、一挙4失点で試合が決まった。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でエンゼルス番を務めるサム・ブラム記者は「エンゼルスの守備は完全に、全くもってめちゃくちゃだ。ただただ酷い」「どういうわけかさらに悪化した」「そしてさらに悪化した。次から次へと」と嘆きの連続ツイート。「アリゾナ・スポーツ」のジェレミー・グラント・シュネル氏も「ワオ、エンゼルスのこの回の守備は私が今まで見た中で最悪だ」とあきれ返った。

 ニューヨーク・タイムズ紙のコラムニスト、カート・ストリーター氏は「野球のためにも、ショウヘイはこのめちゃくちゃな状態から抜け出さないといけない」と同情。メイン州ベイツ大のスポーツ広報で実況アナウンサーのアーロン・モース氏は「エンゼルスはオオタニをクローン化させることに取り組む必要がある。なぜならこのチームの他は……とても酷いからだ(笑)」と綴っていた。

(Full-Count編集部)

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