大谷翔平、ド派手に“こっち来て”アピール 元同僚と先輩・菊池雄星の橋渡し役に

高校の先輩と元同僚をつなぐ“橋渡し役”となったエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】
高校の先輩と元同僚をつなぐ“橋渡し役”となったエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】

試合前に元日ハム職員だったBジェイズスカウトを菊池雄星に紹介

■エンゼルス 12ー0 ブルージェイズ(日本時間27日・トロント)

 エンゼルス・大谷翔平投手が26日(日本時間27日)、敵地・ブルージェイズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、2回の第2打席で右越え2点三塁打を放った。菊池雄星投手との花巻東対決では2打席凡退したが、5打数1安打2打点の活躍でチームの6連敗ストップに貢献した。

 試合前にはかつての“同僚”にファインプレーを決めた。菊池との談笑中、三塁ファウルゾーンを覗き込むように見つめる。視線の先には元日ハム職員で、現在はブルージェイズ環太平洋担当スカウトを務める佐藤英明氏がいた。

「こっちに来てください」と言わんばかりに両手であげてアピールする大谷。実は佐藤氏はコロナ禍もあって、なかなかカナダ入りできず、今季加入した菊池とは今回が初対面だった。両選手の通訳を交えての約5分間の談笑。大谷は高校の先輩と元同僚をつなぐ“橋渡し役”となったようだ。

 チームはポストシーズンを争うブルージェイズから12得点を奪う猛攻。大型連敗を止め、23日(同24日)にアート・モレノ球団オーナーが球団売却を検討していると発表してからは初勝利となった。

 27日(同28日)は今季11勝目をかけて先発マウンドに上がる。現在は121回。規定投球回の到達にも、あと41回だ。残り7試合登板の見込みで、6回以上は投げてチームを勝ち星へ導きたい。

【実際の映像】大谷翔平の人柄がよくわかる… 菊池雄星らと笑顔で談笑するシーン

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