大谷翔平、試合を支配した一撃は「インクレディブル」 右手1本での決着に「力強さを物語る」
2-2の5回2死一塁、モンタスの外角低めのスプリットを右中間席へ運んだ
■エンゼルス 4ー3 ヤンキース(日本時間30日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が29日(日本時間30日)、本拠地で行われたヤンキース戦で決勝の29号2ランを放った。体勢を崩されながら、最後は右手1本で右中間席まで運んだ一発に、地元放送局の解説も「ショウヘイの力強さを物語っています」と絶賛した。
2-2の5回2死一塁、右腕モンタスの外角低めのスプリットを少し泳がされながらもスタンドへ。2試合連続となる一発は、打球速度102.7マイル(約165.3キロ)、飛距離398フィート(約121.3メートル)、角度28度だった。これで日本人初の2年連続30本塁打に王手をかけた。
エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」の実況パトリック・オニール氏は「入った! イッテラッシャイ、ベースボール! 素晴らしい、正真正銘インクレディブルです。彼がまたやってくれました」と歓喜。解説マーク・グビザ氏は「スプリットに対してこのスイング、私は大好きです。少しだけバランスは崩されましたが、ショウヘイの力強さを物語っています」と技あり弾を称えた。
(Full-Count編集部)