ジャッジを2打席連続敬遠で本拠地大ブーイング エ軍監督は渋々「そうする場面」

「2番・中堅」で先発したヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
「2番・中堅」で先発したヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

ジャッジは8回の第4打席に50号ソロを放って大谷と“アーチ合戦”

■エンゼルス 4ー3 ヤンキース(日本時間30日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が29日(日本時間30日)、本拠地で行われたヤンキース戦で決勝の29号2ランを放った。5回に右腕モンタスの外角低めのスプリットを捉えたことに、フィル・ネビン監督代行は「両チームともにとても素晴らしいプレーをしたと思う。(モンタスのスプリットをうまく捉え)彼の力強さを物語っていた」と称えた。

 大谷は2-2の5回2死一塁から、2試合連発の29号2ランを放ってチームの4連勝を呼び込んだ。先発のスアレスが6回2失点。救援も踏ん張ってリードを守ったことに、監督代行は「スアレスが投げているときに素晴らしい守備がいくつかあった。ブルペンもよく投げていた」と満足げだった。

 大谷とMVP争い“直接対決”となった相手主砲のジャッジに対しては、第2、第3打席と2打席連続敬遠で、敵地にも関わらず大ブーイングが響いた。ブーイングを予想していたか聞かれると「そうだね」と苦笑いで「明らかにそうする場面だった」と振り返った。ジャッジは8回の第4打席に50号本塁打を放ち、この日の対決は“ドロー”となった。

(Full-Count編集部)

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