首位から3位まで1ゲーム差…パ・リーグが超大混戦 残り20試合ほど、結末どうなる?

西武・辻監督、ソフトバンク・藤本監督、オリックス・中嶋監督【写真:荒川祐史】
西武・辻監督、ソフトバンク・藤本監督、オリックス・中嶋監督【写真:荒川祐史】

首位・ソフトバンク勝率.534、2位・西武は.533と1厘差で首位交代

 ソフトバンクは2日、本拠地・PayPayドームで行われた西武との首位攻防戦戦に4-0で勝利し、わずか勝率1厘差で首位に立った。3位のオリックスは、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦に1-0で勝利。首位・ソフトバンクと2位・西武はゲーム差なし、さらに3位・オリックスが1ゲーム差で追走する大混戦となっている。

 オリックスとロッテの試合は試合時間わずか2時間16分というハイペースで進んだ。オリックスは初回、ロッテ先発の佐々木朗希投手に対しバントで揺さぶりをかけるものの、先頭の福田、2番の中川圭がそれぞれ1球でアウトになるスタート。その後も4回まで走者を1人も出せず、4月10日にここで佐々木朗に食らった完全試合を思わせる展開だった。

 5回、先頭の頓宮が四球を受けて出塁すると、宗が右前打で一、三塁。1死後伏見の遊ゴロの間に頓宮が生還して先制した。佐々木朗には完投を許したものの、9回無死二塁のピンチも3番手の阿部がしのぎ接戦をものにした。

 各チーム残り20試合前後となってこの大接戦。過去には近鉄が優勝した1989年のパ・リーグのように、勝率1厘差(近鉄.568、2位オリックス.567)で優勝チームが決まったこともある。残り1か月となったペナントレースはどんな結末を迎えるだろうか。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY