ダルビッシュ、侍ジャパン吉井コーチと再会し談笑 右肘の動きを見せる場面も

吉井理人氏(中央)と談笑するパドレスのニック・マルティネス(左)とダルビッシュ有【写真:木崎英夫】
吉井理人氏(中央)と談笑するパドレスのニック・マルティネス(左)とダルビッシュ有【写真:木崎英夫】

吉井コーチはダルビッシュの日本ハム時代にコーチだった

 パドレスのダルビッシュ有投手が3日(日本時間4日)、敵地でのドジャース戦前に、日ハム時代に投手コーチで、来年3月に開催されるWBCで野球日本代表「侍ジャパン」で投手コーチを務める吉井理人氏(現ロッテ・ピッチングコーディネーター)と再会した。外野でのキャッチボールを終えると吉井氏が歩み寄ってしばし談笑。途中からは同僚のニック・マルティネス投手(元日本ハム、ソフトバンク)も加わった。

 吉井氏は自著「投手論」の中で、ダルビッシュが米挑戦をする前年の2011年、プレートの踏み位置を変えてツーシームの本格的な投球を試みるなど、夢舞台への準備を着々と進めた右腕の高い向上心を述懐している。慧眼(けいがん)のコーチを前に、右肘の動きを見せながら投球動作について意見を交わすシーンもあった。

 ダルビッシュは前日2日(同3日)のドジャース戦で、野茂英雄以来となる日米通算3000奪三振(NPB=1250個、MLB=1750個)の節目の記録を達成。試合後は「1試合1試合、本当に6回、7回を何とか投げるってことだけに集中している」と話し、次回登板へ意欲を示していた。

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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