「元通りになるのかな…」 日本ハムを変えるはずだった五十幡亮汰が語る“空白の半年”

日本ハム・五十幡亮汰【写真:羽鳥慶太】
日本ハム・五十幡亮汰【写真:羽鳥慶太】

「足を使う野球を自分が引っ張っていけたら」オープン戦で暗転

 今春の日本ハムキャンプでは、まだ1軍では27試合にしか出場していないプロ2年目の選手が一躍、注目を集めた。五十幡亮汰外野手はその快足で新庄剛志監督に期待され、臨時コーチとして訪れた元盗塁王の赤星憲広氏や、陸上十種競技の元日本王者、タレントの武井壮氏にマンツーマンの指導を受けた。ただ、生まれ変わった日本ハムを引っ張ってくれるという期待は、キャンプ直後に暗転する。シーズンも残り1か月強となった8月後半、ようやく2軍で実戦に戻ってきた五十幡に“空白の半年”を聞いた。

 五十幡の体が悲鳴を上げたのは、3月2日に札幌ドームで行われたオープン戦だった。「去年からヘルニアはあったんですけど、問題なくケアしながらできていたんですが……」という腰の異変に気付いたのは、試合前の練習だ。「固いな。気になるなとは思ったんです。そして試合でやってしまったという感じですね……」と振り返る。

 保存療法という選択もあったが、先々まで考え4月6日には手術に踏み切った。徳島市内の病院でヘルニアを摘出し、実戦復帰までは4か月と診断された。今季の大半はプレーできないという現実を突きつけられた。

「ビッグボスも“走る野球”をキャンプ、いやその前から言っていましたし、臨時コーチに赤星さんや武井さんも呼んで頂いた。足を使う野球を自分が引っ張っていけたらなという思いはあったので……。期待していただいた分、悔しかったですね。やっぱり」

歩くのもしんどい日々…襲われた「元通りになるのかな」という不安

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