楽天の右腕2人が好投、ハムドラ5新人は初セーブ ファームで奮闘する選手たちは?

楽天・涌井秀章(左)と瀧中瞭太【写真:荒川祐史】
楽天・涌井秀章(左)と瀧中瞭太【写真:荒川祐史】

実績ある楽天の涌井と瀧中がどちらも好投を見せる

 8月30日から9月4日の間、「パーソル パ・リーグTV」ではファーム交流戦1試合、イースタン・リーグ10試合、ウエスタン・リーグ6試合を配信した。「ウィークリーファーム」では、この1週間に配信された試合から、注目シーンをピックアップしてお届けする。

 8月31日、オリックスとのファーム交流戦で先発した楽天・瀧中瞭太投手は、毎回ランナーを出しながらもピンチをしのぎ、5回4安打2四死球3奪三振無失点の投球を見せる。リリーフ登板した涌井秀章投手も3イニングを1安打無失点に抑える好投。大事なシーズン終盤戦を勝ち抜くためにも、2投手の完全復活が待たれる。

 9月1日の日本ハム対巨人戦、2点リードで迎えた最終9回表のマウンドを任されたのは、ドラフト5位ルーキー・畔柳亨丞投手。2死一、二塁とピンチを背負い、適時打で1点を失ったものの、最後は八百板卓丸外野手を空振り三振に切って取り、公式戦初セーブを挙げた。

 同日、ロッテでは、今夏の甲子園を制した仙台育英高出身の2選手が躍動した。同点に追い付かれた直後の4回裏、西巻賢二内野手の適時打で勝ち越しに成功。5回裏に適時二塁打を放った平沢大河内野手は6回裏にも犠飛で追加点をもたらし、チームを勝利に導いた。

 4日に行われたヤクルトとの試合では、西武・ジョセフ外野手にうれしい公式戦初ホームランが飛び出した。第1打席にヒットで好機を演出したジョセフは、続く第2打席でレフトへ大きな一発を放つ。さらに第3打席でもセンターへのヒットが生まれ、3安打1打点の活躍を見せた。

 オリックスの2年目・来田涼斗外野手は、ソフトバンクとの3連戦でパワフルな打撃を披露。2日にレフト方向へ4号2ランをたたき込むと、3日には豪快な同点弾を放ち、2試合連続弾をマークした。

 新型コロナウイルスの陽性判定から復帰したソフトバンクの周東佑京内野手、牧原大成内野手は4日、スピード感のある攻撃を見せた。試合開始早々に初球をライト線へ運び、3塁を陥れた周東は、続く牧原大選手が2球目をセカンドへ転がす間にホームイン。わずか3球、あっという間の先制劇だった。

(「パ・リーグインサイト」高橋優奈)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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