オファー伝えず解雇された代理人が名誉挽回 米ラジオ司会者が“誤報”を認め謝罪

ドジャースのフレディ・フリーマン【写真:ロイター】
ドジャースのフレディ・フリーマン【写真:ロイター】

ダグ・ゴットリーブ氏が謝罪文を掲載「私が主張した行為は起きていなかった」

 昨年オフにブレーブスからFAとなり、ドジャースに6年総額1億6200万ドル(約233億円)で移籍したフレディ・フリーマン内野手。今年6月に米メディア「FOXスポーツ・ラジオ」で司会を務めるダグ・ゴットリーブ氏が、当時の代理人であるケーシー・クロース氏が「フリーマンにブレーブスからの最終オファーを一度も伝えなかった」などとツイートして波紋を広げた。フリーマンがクロース氏を解雇する事態に発展したが、今回ゴットリーブ氏はこれが誤報だったとして謝罪し、謝罪文を掲載した。

 ゴットリーブ氏は自身のツイッターに謝罪文を掲載。「私の情報源、ならびに本件で私に対して起こされた訴訟のレビューをさらに確認した結果、またケーシー本人と直接会話した結果、私が主張した行為は起きておらず、それが起きたと言明できる論拠が存在しないことが分かりました」と明かした。

 さらに「ケーシー・クロースは全てのオファーをフレディ・フリーマンに伝えており、私が信頼した情報源が間違っていたことがはっきり確認できました」と自身の誤りを認めた。そして「このような誤報がもたらす損害は認識しており、ケーシー・クロースに直接謝罪するため連絡を取ってきました。元のツイートは削除しました」と謝罪している。

 米メディア「CBSスポーツ」によると、クロース氏は名誉棄損でゴットリーブ氏を地方裁判所に訴えていた。しかし、クロース氏が所属する「エクセル・スポーツ」は今回のゴットリーブ氏の謝罪を受け入れる模様。訴訟を取り下げることを示唆する声明を出したという。

(Full-Count編集部)

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