「独特の軌道」 地面“突き刺し”打者空振り…最終兵器の宝刀が「落差凄いな」

緊急登板で好投を見せたオリックス・宇田川優希【画像:パーソル パ・リーグTV】
緊急登板で好投を見せたオリックス・宇田川優希【画像:パーソル パ・リーグTV】

フォークを武器に打者8人から5三振を奪ったオリ2年目右腕・宇田川

■オリックス 5ー0 西武(8日・ベルーナドーム)

 何度も地面に突き刺した魔球に、ファンが驚いている。オリックスの宇田川優希投手は8日の西武戦(ベルーナドーム)で、緊急登板にも関わらず打者8人から5三振を奪う好リリーフでプロ初勝利。ベースの手前でバウンドしても空振りしてしまうフォークに「フォークの落差凄いな」「独特の軌道」との声が上がった。

 右肘の違和感で2回途中に緊急降板したドラフト1位右腕・椋木のあとを継いでマウンドに上がると、2回2/3イニングを投げて5奪三振。4回にチームは先制し、プロ初勝利が転がり込んだ。2020年育成ドラフト3位で入団した23歳は、150キロ後半の威力抜群の直球と、大きな落差のフォークで、まだ11試合登板だが奪三振率は14.25を記録している。

 試合を配信した「パーソル パ・リーグTV」が「【プロ初勝利】宇田川優希『打者8人から5奪三振』」とのタイトルで動画を公開すると、「怒涛の奪三振ショー。かっこ良すぎる」「フォーク激落ち」「ベースの結構手前でバウンドしてるのに、森が手を出すレベル」「こんな素晴らしい投手が育成出身だなんて…」とのコメントが寄せられた。8月7日にプロ初登板し、混戦のパ・リーグを戦い抜く中で現れた“最終兵器”。今後の投球にも期待が高まる。

【実際の映像】地面突き刺して打者は空振り「独特の軌道」 オリ宇田川の宝刀フォークが「落差凄いな」

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