侍U18・馬淵監督の会見でハプニングも…救世主登場に感謝「大変なことになっていた」

日本高野連の宝馨会長が代理で通訳を行った【写真:川村虎大】
日本高野連の宝馨会長が代理で通訳を行った【写真:川村虎大】

通訳が監督会議終了後に帰宅、宝会長が英語で馬淵監督の言葉を代弁

 米フロリダ州で9日(日本時間10日)に開幕する「第30回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」の監督会見が8日(同9日)に行われ、野球日本代表「侍ジャパン」の馬淵史郎監督(明徳義塾)らが参加した。会見前に行われた監督会議終了後に通訳が帰ってしまうハプニングが起きたが、日本高野連の宝馨会長が代理で通訳。流暢な英語で対応し、ピンチを救った。

 この日の会見には、ブラジル、パナマを除く10か国の代表監督が出席した。会見はすべて英語で行われたが、会見前の監督会議が終了後に担当していた通訳が「監督会議のみだと聞いている」とまさかの帰宅。通訳がいない非常事態となったが、京大名誉教授も務める宝会長が代理で出席した。

 馬淵監督の言葉を代弁し、流暢な英語で「日本はまだナンバーワンになったことがないので、今回はナンバーワンになりたいと思います」と意気込みを語った。他国のメディアからの質問にも答え、馬淵監督も「会長がいなかったら大変なことになっていた」と感謝していた。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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