選手のコンディションを支える野球の仕事 西武が「S&Cスタッフ」の募集を開始

西武が「S&Cスタッフ」の募集を開始【写真:荒川祐史】
西武が「S&Cスタッフ」の募集を開始【写真:荒川祐史】

野球経験が仕事に生かせる可能性も…「スポーツ系資格」または「国家医療資格」が必要

 西武は2023年シーズンの「S&C(ストレングス&コンディショニング)スタッフの募集を9月8日より、開始した。選手に対して、プレーする上で必要な力や動きを身につけられるように指導すること、コンディションの管理、リカバリーを行うことが業務となる。

 スポーツチーム、スポーツ関係機関などでの実務経験、コミュニケーション能力、チーム内で個性を発揮できる能力などを持っていることが望ましいという。募集期間は今月30日までで、西武の球団オフィシャルサイトから応募できる。

 雇用形態は業務委託契約。契約期間は2023年1月から12月の1年間で、1年ごとに更新。採用予定人数は若干名となっている。西武の本拠地・ベルーナドームが主な勤務地となる他、ビジター球場やキャンプ地への出張もあり得る。今年11月の秋季キャンプに3~5日間参加した上で、来年1月から勤務することが求められている。さらにスポーツ系資格、または国家医療資格のうち、1つ以上を取得していることも必要となっている。

「スポーツ系資格」とは、NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS)、JATI認定トレーニング指導者(ATI)、NASM認定パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト(PES)、NATA認定アスレティックトレーナー(ATC)、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JASA-AT)など。「国家医療資格」には、理学療法士などがある。業務に関わるセミナー、書籍などの補助は、全額球団負担で受けることができる。

(Full-Count編集部)

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